21.01.28

公開メディアコンサル 

あるテレビ番組の密着取材依頼を断った話

以前もお話しましたが、私は編集者の顔以外にある分野でコラムニストとして活動しています。


そんな私が、先日東京MXの某番組での15分間の密着取材の依頼が入りました。


メディアクラブでは、さんざんテレビに出る方法を教えているにもかかわらず、私はその取材をお断りしました。


なぜか。


テレビや雑誌の露出は、あくまでPR戦略におけるひとつの手段にすぎません。


そのため、事前に企画書や質問内容をもらった結果、自社の取り組みを十分に理解してもらえていないケースや、まったく見当違いな質問項目ばかりが並んだ場合、それはデジタルタトゥーとして世の中に刻み込まれるリスクのほうが高くなります。


結局、テレビや雑誌も自社の利益を考えて動くメディアであるため、難しいことはわかりやすくしていしますのです。(もっと過激な言葉を使えば、バカでもわかった気にさせるように、粗くまとめてしまいがちなのです)


そのため、取材依頼があった際にはすぐに飛びつくのではなく、「事前に準備したいので、どのようなことを質問されるか簡単に教えてください」「本件と似た過去の番組企画やページを教えてください」とお伝えするのをおすすめします。


たいてい、過去のコンテンツからメディアは新たな企画を考えるので、露出のイメージがつきやすくなります。


テレビに出たことがきっかけで知性を失ってしまう専門家は少なくありません。


そのためメディア研究を自主的に行うのもおすすめいたします。